FX証拠金倍率、50倍に=来月から、過剰投機を抑制

少額の証拠金を元手に、ドルやユーロなどの外貨を売買する「外国為替証拠金取引(FX)」について、投機性の高い取引を制限する改正内閣府令が8月1日に施行される。
顧客が預けた資金(証拠金)に対し何倍の売買が可能かを示すレバレッジ(証拠金倍率)を、最大50倍に制限する。
1年後の2011年8月には、上限をさらに25倍に引き下げる。

規制強化に伴い、高倍率を売り物にしてきた業者は顧客離れに直面しかねない。
業界内の生き残り競争が激化しそうだ。

FXは少ない元手で多額の取引ができるのが売り物だが、600〜700倍もの非常に高いレバレッジを提供する業者もあるなど、投機性の高さが問題とされ
てきた。
為替レートがわずかに動いただけでも大きな利益が得られる半面、損失も多大になるためだ。
一方、規制強化に伴い、これまで高いレバレッジに魅力を感じて参入した個人投資家が取引を減少させることも予想される。

従来のFXは、レバレッジを100倍にすると、10万円の証拠金で1000万円相当の取引ができた。
8月からはレバレッジの上限が50倍となるため、同じ
10万円の証拠金なら500万円相当の取引に制限され、予想外の値動きとなった場合の損失を抑えられる。
個人投資家はこれまでの証拠金で500万
円相当の取引をするか、証拠金を20万円に積み増して1000万円相当の取
引をするかの選択を迫られる。(2010/07/24 cf:時事通信社)

×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。